僕と発達障害
こんばんわ、REYです
さて、7日連続投稿も4日目を迎えましたね
とうとう架橋、半分ですよ!!
中日ということもあり、せっかく三日間、右肩上がりに伸びてきたアクセス数をここで下落させるわけにはいきません!
、、、という訳で 今日は少しばかり、まじめな話 というか 皆さんに色々感じてもらいたい話題を持ってきました
少し、長文になるかもしれませんが、最後までお付き合い頂けると光栄です
タイトルの通り、ぼくには生まれながらにして発達障害があります
ADHD(注意欠陥多動性障害)という発達障害です
何だか難しそうな名前ですよね(笑)
僕もそう思います
もっと面白い名前にしろよ!ってね
例えば、おっちょこちょいマンとか、おこりんぼくん とかね(笑)
しかし、「注意欠陥多動性障害」というネーミングは、我々ADHDの人間の性格、特徴をなるべく大雑把、端的にわかりやすく表している とも言えます
ADHD(注意欠陥多動性障害)とは
脳の機能障害である発達障害のひとつで、
「知能に支障は無いが、脳の神経伝達にバグがあって、自分のコントロールがとても難しい病気」です
①不注意
忘れっぽい、集中力の欠如(逆に集中しすぎるときもある)、切り替えが下手、うっかりミス、記憶力が悪い、計算が苦手(個人差がある、中には得意な人もいる)時間配分するのが苦手、社会的認知の欠如、計画性の無さ、騙されやすい
②多動性
落ち着きがない、じっとできない、おしゃべり(しゃべるタイミングの判断が苦手)、順番に並んだり 結論を待つことが苦手、言動に安定性がない、会話の飛躍、言葉や漢字を間違えった意味で覚えてしまう
③衝動性
怒りっぽい、泣き虫、目先の出来事につられて後先を判断できない、とっさの思い付きで行動、判断してしまう(そして大抵は失敗w) 飽きっぽい、独創性のある唐突な閃き
などが主な特徴として挙げられています
しかしその症状には個人差があったり、治療や訓練によって多少改善される場合もあります
ここまで聞いて、
「そんなこと誰だってあることじゃん!自分でなんとかしろバーカ!!」
って思う方もいらっしゃると思います。勿論そう言われてしまえばそこまでなのですが、
端的に健常者とADHDの違いを申し上げるとしたら
生活する上で起こりうる様々なアクシデントや失敗に対する修正能力、成長能力の伸びしろの違い
だと思っています
よく、近しい友達やバンドメンバーにはこの発達障害の事を打ち明けるのですが、その時に
「えー!そうだったのか!!でも全然そんな風には見えないんだけどな」
と言って下さることがあります
僕らは 人になるべく支障をきたさないように 失敗を最小限に抑えるための訓練と工夫をしているつもりなので、そう言ってもらえると「よっしゃ、普通の人っぽく擬態できてるな!成功!!」
と、うれしい気持ち半分
「一から説明するしかない!。。。」
と複雑な気持ち半分ですが、きっと気を使っておっしゃってくれていると思うのでとても感謝しています
皆ありがとう
しかし現代社会において 普通の人が常識的に気を配れる事、注意を向けられることを、我々はその10倍くらいかけて気に掛けなければ、生活に支障をきたしてしまいます
というか、気に掛けていても、生活に支障をきたします
どれだけ気を付けていても、どうしてもミスや失敗が平均レベルに比べ目立ちます
実際、ぼくも小学校に上がる以前から スーパーおっちょこちょいの問題児でした
・毎回、上履きを履き替えるのはビリ
・なにかと問題を起こし、校長室行き常連
・何もない場所でつまずき、大けが
・授業中、お道具箱の中にぬいぐるみの家を作って勝手に遊んでいる、先生に見つかって没収されかけると先生の手に噛みつく
・友達にいじめられて、逆ギレして椅子をなげる
・先生に怒られて拗ねて脱走
さらに、高校に上がるとバイトを始めるのですが
・何度メモに書いても仕事が覚えられない
・書いたメモさえぐちゃぐちゃ、しまいには無くす!
・計算ができなさ過ぎて、お釣りの額を間違えまくる
・客から掛かって来た電話で、なぜか意気投合し、気づいたら20分くらい話をしてしまい、表でレジが大混雑
・なのに謎に接客だけは得意で無駄に愛想がいいといわれる
高校生活では
・遅刻
・不登校
・得意教科と苦手教科の差が激しすぎる(現代文98点なのに数学は4点 など)
・提出物の出し忘れ
・理不尽だったり効率の悪い校則に対して教師にひたすら疑問を投げかけ困らせる
などなど、、、(笑)
伝説の数々を繰り広げてきました
そしてその英雄譚は、今もなお続いています!!(笑)
おっちょこちょいで問題児な自覚は勿論の事、今も周りからは「うっかりもの」「哲学者」「なんか分からないけど変な人」「なんかわからんけどよく不幸が降りかかる奴」と言われています
さて、ここまで説明すると、ようやくADHDという特性についてなんとなーくお分かりいただけたと思いますが、
ここで一つ 皆さんに覚えておいて貰いたいことがあります
それは
「ぼくは、自分がADHDで有る事をマイナス要素だとは思っていない、むしろ音楽を続ける上では有利な特性じゃん」
と思ってる ということです
そりゃ、確かに良いことばかりではありませんよ
正直苦労することや、指摘を受けること、回り道をしなければならない事、人に迷惑や手間をかけてしまうことが多いです
いや、きっとそういった事が人生の大半を占めていたかもしれません
しかし、悪いことばかりではないのです!
・唐突な閃きと直感
・失敗して痛い目にあうことが多い分、人に対して寛容に、感情豊かに接することができる
・お調子者で愛想がいい
・好きなことだけにはとことん集中できるのでピアノが得意になった
・無駄にロマンチックなことが好き(中二病)
・感動屋
・数々の失敗話を笑いのネタにすることができる!
などなど
そして不器用な分、今までたくさんの人の 力と、勇気と、知恵を貰ってきました
たくさん学びました
だから、今までもらってきたそういった宝物たちを音楽に変換する力が、自分にはあると信じています
皆に感謝の気持ちを少しずつ恩返ししていきたいです、今度は僕が皆を助けていく番ですよ!
また、自分が発達障害であるからこそ、音楽を通じて自分と同じ特性を持った仲間と助け合うことができるのではないかと思っています
ADHDの自助会を発足したり、セミナーや講演を開くのも、僕の夢の一つです
今回、自分がADHDで有る事をこのブログで告白することはとても自分にとっては気合を入れなければならないことでした
批判されたらどうしよう、嫌われたらどうしよう。。。
マイナスな気持ちがよぎりました
正直、今もPCのキーボードを打つ指は緊張で震えています
でもきっと、武者震いです!
そんなことよりも、これから大勢の人にADHDという発達障害について知ってもらい、差別や偏見が少しでもなくなればいいなと思っております
綺麗ごとかもしれないけど、事実は口にしていかないと生まれていきませんからね
そのための第一歩だと思いました
最後に、僕といつも仲良くしてくれているみんな、そしてこのブログを見てくださった方々へ
僕はADHDである事を公開しましたが、だからといって対応を変えたり気を使わなくったっていいですからね!
僕が失敗したらいつもどおり笑い過ごしてやってください
僕が遅刻したら今まで通り怒ってください
出来ないことは出来ないといいます、その分、僕にしかできないことを全力でやっていきます
そして、もしこのブログを読んで、質問や修正、加筆してほしい点、今後ブログでとり上げてほしい事などございましたらお気軽に言ってくださいね!
ここまで読んでくれて本当にありがとう
感謝の気持ちでいっぱいです
明日は何かこうかなぁ!!
0コメント